宮古島市の観光客数

凸凹家 凸担当

2010年01月26日 06:30

先日、2009年の宮古島市の入域観光者数が発表されました。2009年の1年間で、33万6千人、前年と比べると5万人の減少、率にして▲13%となりました。減少した要因としては、

・高速道路を利用した国内旅行や、円高を活用した海外旅行へのシフト
・8月と10月に台風が接近したことによる、空の便の欠航
・那覇~宮古・八重山の旅客船の廃止
・台湾からの大型クルーズ船が入港しなかったこと

などをあげています。

景気の浮き沈みや台風接近の影響は、どうしようもありません。

そもそも、観光旅行は余暇、つまり、時間やお金の余裕と相談して計画するもの。つまりは、年毎の変動が大きくなるのもある程度やむを得ません。それを乗り越えられる、宮古島としての魅力作り・体力作りが必要なのだと思います。

ミュージックコンベンションやロックフェスティバルなどのイベントに頼ったり、次から次へと観光施設を増やしたりするのではなく、もっと普遍的な、都会にない癒しの時空を提供する島としてのデザインが求められている、そんな感じがしています。

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