新聞選び

凸凹家 凸担当

2010年01月29日 12:00

宮古島市は、人口わずか55,000人ほどの島ですが、地元紙と呼ばれる新聞が2紙あります。1955年創刊、公称17千部の宮古毎日新聞と、1968年創刊、公称14千部の宮古新報がそれです。

凸凹家では、2008年夏に営業を始めてから昨年末までの約1年半、宮古毎日新聞を購読していました。しかし、地元紙だけあって、中身は地元の記事がほとんどで、しかも、学校や地域の行事など、自分の関心が低い記事が多く、正直読み甲斐がありませんでした。
そして、たまに載る、宮古島市で起こった事件・事故のニュースに関しても、極めて匿名性が強くて、例えばすでに窃盗や死亡交通事故を起こして逮捕された人であっても実名が出なかったり、市長が辞任に追い込まれた補助金の不正受給について言えば、工事をしていないのに工事代金を受け取り、不正発覚後、求められた代金の返還に応じず訴訟となっている工事業者の名前も紙面に出てこない始末。。。

全国ニュースは、大事件と、提携している毎日新聞社の特集記事は載るものの、内地で起こった出来事の情報は、そのほとんどがテレビかネットのニュースに頼らざるをえない状況でした。これでは・・・と、一時、朝日新聞(福岡版)を購読していましたが、こちらは配達が一日遅れになるのと、購読料が宮古島での配達料を含め月額5千円近くになるので、如何なものか?と考えていたところでした。

そんな時、平良の病院の待合室で、宮古新報をたまたま読んだら、結構全国ニュースが多く載っていたので、これならば朝日新聞もやめられそうだし、と、宮古毎日新聞から宮古新報へ乗り換えてみたわけです。

宮古新報は、読売新聞と提携していて、2・3面には全国ニュースが載っています。事件報道についても、つい先日佐良浜の郵便局のATMをバールで壊した、窃盗未遂と器物損壊事件に関しても、ちゃ~んと実名が載っていました。

と言うことで、宮古新報に切り替えてからは、ほぼ満足しています。そして昨年末、宮古新報も、宮古毎日新聞に遅れを取っていたホームページも立ち上がりました。

ちなみに、宮古の地元紙は、朝刊だけですが、月額1,785円の安さなんですよ!

関連記事