大神島観光(後半)

凸凹家 凸担当

2010年01月20日 08:00

昨日のブログの続きです。

大神島には、島尻から約15分で到着、そこでは80歳近いおじぃが出迎えてくれました。この人、もう少しだけ若い頃は、フェリーの操縦をしていたそうです。

大神島案内地図 ⇒

さて、と言うことで、まずは遠見台へ向かいました。

遠見台の登り口 ⇒

その途中、大神島の話をいろいろと聞かせてくれました。
人口は27人、そのうち70歳以上が20人、平均年齢も70を超えているとか、島の人は年寄りばかりで普段はほとんど家の中で過ごすことが多いので、外で人とすれ違うことは滅多にないとか。。。
10数年前に研究者がこの島を訪れたのですが、初めは住民が顔を合わせようとはせず、話をするまで3年かかったとか。。。

遠見台は、標高わずか74.5mですが、山のない宮古島の中では、「ああ、高いところに登ったな!」と思わせてくれます。

北西には池間島 ⇒

北東にはフデ岩が望めます。フデ岩とは、大神島の北東約10kmに位置する無人島。おじぃの話によれば、現在へリポートを建設中とのこと。でも、誰が使うの?とは思いますが。。。笑

天気も良くて、360℃のパノラマを楽しむことができました。遠見台で、のんびり景色を楽しんだあとは、大神島の南西にある多目的広場へ。途中、大神島でも最も神聖な場所である、御嶽(ウタキ)を、入口外の遠くから少しだけ拝むことができました。
御嶽は、案内をしてくれたおじぃも、年に1度しか入れない、と言っていました。そして、ツカサたちが山篭りをすることがあるのですが、その時は山に立ち入ることすらできないそうです。
ただ、池間島同様、御嶽を守るのは女の仕事のようで、男は島の者であっても行事の詳細は知らない、そんな感じに見受けられました。

多目的広場から見た御嶽の森 ⇒

多目的広場にはソーラー発電の外灯 ⇒

帰りのフェリーまでまだ時間があったので、その後は、数年前に生徒がいなくて廃校になった、大神小中学校を案内してくれました。そしてお土産に、手作りのストラップをいただきました。

そして、大神島15時発のフェリーで、島尻へ戻ってきました。

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